旅132日目:【前半】「もっとグリーンに!」環境に詳しい人とそうでない人をつなげる架け橋となる SNSを率いる23歳の女の子に突撃インタビュー!

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「あの...こんなこと突然言うのもアレなんですが...あなたのこと面白いと思うのでインタビューしていい?」突然こんなこと聞かれたら皆さんならどう反応しますか?日本だったら確実に僕は「えっ?はっ?」ってなると思うんですが、いっちょやってきましたよ。ここは南米!みんなオープンやっ!シエラからグアテマラシティ(首都)に行くまでの5時間のバスの中で出会った彼女はなんと新しいSNSの立ち上げに関わる23歳のコスタリカ人の女の子!新しいウェブサービス好きのたくろーの血が騒ぐ!環境の架け橋となるSNSとは?それを聞いてきました。

以下たくろーを「た)」、カーラさんを「カ)」として対話形式でお送りします。

======ここから!スタート!========

た)今日はありがとうございます。いきなりごめんね。今日はカーラさんが突然の申し入れにも関わらず快くOKをして頂いたので少しSNSのこととご自身のことについて伺いたいと思います!

カ)そうね、本当にいきなりだったわね(笑)でもタクローこちらこそありがとう。今日はよろしく。

た)それでは初めに名前を教えてくれる?

カ)Karla Hernandez Chanto (カーラ・ヘルナンデス・チャント)というわ。私はコスタリカ人なんだけれど、中南米・南米ではこのチャントという2つ目の名前も大事なの。普通は最初に苗字がお父さんので、二つ目はお母さんの旧姓かお母さんが自分につけてくれた名前を使うの。

た)普段二つ目は使わないんだ?

か)普通は使わない。でも正式に名前は言う必要な場合は必ずつけるし、中には必ず自己紹介のときに最後まで言う人もいるわ。

た)そうなんだね。ありがとう。それでは続いて現在の肩書きと職務内容を教えてくれる?

カ)IUCNで働いていて、そこの中のPacto Por La Vida というプロジェクトが「eco-book.net」というSNSサイトを持っていて、そのコミュニケーションマネージャーとして働いています。

た)へぇ。もうマネージャーなんだ!中身の部分については後で聞くとして、まずどうやってこの仕事を見つけたの?

カ)私のいた大学では、卒業する前に必ず社会貢献を決まった時間しないといけないの。それは政府が行っているプロジェクトかあるいはNGO/NPOが行っているプロジェクトでもいいの。それによって自分の専攻での知識を実践という形で身につけさせることを目的としているわ。これを満たすために仕事を探していたら、以前私が働いていた職場の同僚がSNSサイトのコミュニケーションマネージメントができる人をアルバイトで探していて、それが今なお私が関わっている、Pacto Por La Vida.netだったの。

た)ほうほう。さっき話をしてくれた、今カーラが所属しているIUCNpacto por la vida、そしてeco-book.netとの関連について教えてくれる?

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カ)それぞれの役割と関わりあうことになった経緯を話すわ。IUCNは中南米・南米で一番大きく、そして古い、環境保護とバイオダイバーシティ(生物多様性)に対して働きかけているNPOなの。(詳細はこちらを参照下さい)IUCNは常にどうやったら環境と私たちの生活が共存していくことができるのか、また私たちが普段の生活をすることが様々な生物たちのどのような影響があるか、を調査している機関でもあるの。特に南米では私たちの生活と「持続可能な社会をどのように築いていけるか」、に力を注いでるわ。このような活動をする中で、IUCNとしても取り組んでいかなければならない問題がでてきた。それが「環境保護や支援(環境をよりよくして住みやすい世界を作ろうとする活動を今後総称して=グリーンとします)などを行っている企業、団体、個人とそれらが行われていない企業、団体、個人をどのように結びつけていくか」というもの。IUCNは政府機関、企業、NPO,NGOと連携をしながらプロジェクトを形成しているんだけど、必ずしも関わっている人たちがグリーンに関して興味があるとは限らないの。そこで以前から上記のような目標のために存在するPacto Por la Vida.netという機関のスポンサーをすることで、IUCNがこれまで関わってきている企業、団体、個人に対して働きかけをしてくれるように依頼をした、という流れになるわ。

た)するとIUCNが母体というか一番大きい組織で、その中にIUCNがスポンサーをしているPacto Por La Vida という機関が入ってきて一緒に仕事をしているということ?

カ)そうね。そうなるわ。Pacto Por La Vidaは2008年に生まれた機関で、その思想は「環境を維持しながら、よりよい世界にするするためにどうしたらいいか」を考え、そしてそれを実践する企業や団体をつなげたりこの機関そのものが提案をしたりする団体なの。(Pactoは日本語では「エンゲージメント」「コミットメント」、Vidaは「生活」「人生」と訳すことができる。)

た)ほう...。具体的には例えばどのような活動をしているの?

カ)例えばこれまでやってきた活動の一例を挙げるとコスタリカに「Banco Pupular」という銀行があって、企業として「環境に優しい企業」というブランドイメージを作ろうとしていた。ところが彼らの行っていたことは再生紙を使うとか、寿命の長い電球を使うとか、「二酸化炭素削減」という項目の実践しかしていなかったわ。でもこのスローガンを掲げて、「この銀行は環境に優しい企業だ」と思ってもらうにはすでにあるものを企業が選択して選ぶだけではなく、自らのカスタマーに対しても働きかけていく必要があると思うの。

た)そうだね。再生紙を使う、とかだけだとそれだけだと中々「環境に優しい企業」にならないもんね。

カ)そう。そこで私たちはこの銀行と、カスタマーに対しての働きかけとして、彼ら(カスタマー)の行動を変えることで自分たちのイメージも同時に変えるということに挑戦したわ。それはなにかというと 「環境に優しい家や企業の建設にお金が必要であれば是非当行に」 というもので、雨水などをうまく循環をできるシステムを採用しようとする家や、ソーラーパネルを電気設備として搭載しようとする家、もしくはこれまでに使っていたそれらの設備を新しくすることを決意した企業に、お金の融資をしやすくする、金利の設定を変更する、などの特典をつけたの。カスタマーの意識も「グリーン」にしていくことで彼らのブランドイメージを作ることをやったりしたわ。このような形でPacto Por La Vidaはコスタリカだけではなく、中南米・南米中がいかにみんなが環境に対して考え、実践し、より住みやすい世界になるかを目指しているわ。

た)へぇそれはかなりユニークだね。(「それってどうやって儲けてんの?」って聞きたくなったが、今回はそれ目的ではないので質問せず...)それから最後のeco-book.netだね。

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カ)eco-bookはPacto Por la Vidaの中から生まれたプロジェクトで、このプロジェクトは、このPacto Por La Vidaで関わっている大小の企業、NGO/NPO団体、個人同士がそれぞれ行っている「より環境負荷の少ない生き方の提案と実践」を全くこの分野の関係の無い人達にいかにリーチし、繋げ、巻き込んでいくことができるかというものだったの。そのひとつの答えとしてソーシャルネットワークサイトの「eco-book.net」が生まれたわ。そうそうまるで中身はフェイスブック、でも「もっともっと人がグリーンになるように!」っていう意図が含まれているわ。 もう少しだけこれができた経緯を話すと、Pacto Por La Vidaでは、企業から個人を含めて、環境負荷の少ない生き方を模索し、提案し、実践している人たちが大勢いて、それこそ森林伐採の専門家から自分の家で出た生ごみを堆肥にして使っている個人まで様々な形で関与をしているの。彼らはその分野において十分な知識があるだけではなく、他の人たちにもインパクト(影響)を与えることができる人たちなの。それなのにインパクトを与えることができないのはもったいない。だからこそ、このSNSが架け橋となって、今まで環境について何も考えてこなかった人たち、実践をしてこなかった人たちにその機会を与えれる場所にしたいと思っているの。そして最終的には環境問題について、環境保全について、その人なりの知識と見方を持ってほしい。それが可能になることで、それぞれが違う分野についての関心や知識を持っていながらも、この世界をよりよくするためにに一緒に「なにかしよう」ってことが起きてほしいと思っているの。

た)それはすばらしいアイディアだと思う!

カ)ありがとう!

た)少し中身の部分について触れたいんだけど、現在はエコブックネットはどんな感じで会員が伸びているの?

カ)現在会員登録者は3500人いて、それぞれの活動をしているわ。

た)eco-book.net の登録者数をいつまでにどのくらい伸ばしたいっていう目標はある?】

カ)あるわ。今年でいえば2011年の11月までに南米での登録者数を8000人にまで拡大したいという思いがあるわ。こういうウェブサービスってきっと段階があると思んだけど、2010年にサイトをオープンして、機能の拡張をするにつれて人々が理解を示してくれて登録者が順調に伸びているの。もちろん爆発的に伸びているという言い方はできないと思うけれど。これを順調に伸ばし続けることが当面の私の役目でもあるわ。

た)いいね!登録している人たちに期待していることとかある?

カ)もちろん!どんどん自分のしている活動を発信していてほしいと思っているの。そのためにいかにやり易いインターフェースを作るとかも私の役目だし。最初の話に戻ると、例えば自分がなにかボランティアをしたいと思うとする、自分の関心のあることが「自分の住んでいるビーチをきれいにしたい」だったらそれを率先してやってほしいわ。そうしてその活動を写真と共にこのサイト上で伝えて欲しいの。自分がなにをして、なにを思ってこの行動をして、そしてこれを他の人が同じことをするにはどうすればいいか、もね。自分がどこにいて、何をしているかなんてそんなにもネットに晒す必要ないんじゃない、っていう意見の人もいるんだけど、そうではなくて、発信することで同じような目的を持っている人に出会えるかもしれないし、他の人と協力することでより大きな力になることもあると信じているから積極的に発信していってほしいと思ってるわ。そうすることで新たなつながりが確実に生まれてくるから。

た)それはその通りだと思う。実際にいいコラボレーションだったり、新たなつながりが生まれたっていう例はあるかな?

カ)すぐに思いつくものだと、ポテトのスターチからプラスチックを作りたいって女の子がいて、その子がこのサイトに投稿をしてくれたの。そうするとそれを見てアこれまで全く関係のなかった人たちが彼女にメッセージを送って実際に彼女はそれを作ることが可能になったの。これは素晴らしいことだと思うわ。

た)ポテトのスターチからプラスチック?!なんでまた?!

カ)彼女の場合は化学の分野から環境問題についてアプローチをしようとしていて、わからないけれど手伝ってくれる人がいるかもしれないと思ってこれを載せた。そうしたらアドバイスをできる人たちがいて、それが形になっていったわ。

た)それはいい実例だね!最後に、今現在何人がこれに関わっている?

カ)直接プロジェクトに関わっているのはコミュニケーションマネジメントに10人(その中で彼女が彼らを指揮している)、ネットワーク関係に20人。合計で30人いるわ。あっあとは頼もしい会員が3000人!彼らもフィードバックをくれるし、立派な関係者だと思ってるわ。

======ここまで!一旦休憩!========

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実際にこのサイトに登録をしてみて使ってみて、「もっとグリーンに!」というだけあってSNSとしての機能だけではなく環境についてどの程度知っているかや興味分野、例えば「省エネ」とか「水の保存」とかにチェックを入れることができ、その横のつながりを持つことも簡単だった。またカレンダーという項目には、毎日どんな環境に関するイベントがあるのかもすぐにチェックすることができ、より詳細はそれぞれのフェイスブックに飛んでいってみる、というようなインテグレートの仕方をしていた。

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今後は認知をどれだけ増やし、登録者数を伸ばすか。そして会員の自主性をくすぐってさらに活発にこの中でユーザーが動いてくれるような仕掛けを作っていくことが大切になってくるはずだ。 生まれたばかりのSNSではあるが、アイディアが素晴らしく現在のところ競合が少ないだけあって今後の伸びに期待したいと思った。

ここまではSNSの誕生までの経緯とその中身について話をしてきた。次回では、もう少し彼女の中身の部分に迫ってみたい。

【編集後記】 いやーノリでやるもんじゃないっすねインタビューは!いきなりバスの後ろに座っている子に話しかけて30分もしない内にいきなり「君のやってることすごい面白いと思うからインタビューさせて欲しい」って言ったらもうこれはあれですね、新手のナンパやと思うんですが...(笑)こんな突然の申し入れにも彼女は快く引き受けてくれて嬉しい限りでした。次回は彼女がなぜこんなにもパッションを持ってるのか。「仕事が楽しい!」という彼女の生い立ちに迫ってみました。お楽しみに!

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LOHAS Packer's 外資系企業&日系広告代理店で働いていたメンズ三人。もっと広い世界を見たい!と世界一周へ!!! 詳細は コチラ お問い合わせは コチラ まで。
恭平/Kyohei たくろー/Takuro
恭平と拓朗は中米を旅しながら、グアテマラで事業を決意!その後また南米の旅へ!
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フリッツは世界を旅する中でITに目覚め、アメリカで事業を決意!グアテマラ事業でも連携!

2012.01.01 - 過去ログ - 昨年度は本当にお世話になりました。今年も一層頑張って旅して、目で見て、肌で感じたことを発信していきます。どうぞよろしくお願いいたします!また、オンラインのスペイン語学校をプレオープンしました!こちらからアクセスできます!ひょー!

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